2010年03月31日

感謝

以前高野山の宿坊に泊まった時にお膳についていた
紙の箸袋を取っておいた
忘れていた箸袋が手帳から出てきた
その裏にこんなことが書かれていた

合掌
食事の観念
一、一滴の水にも天地の恵みがこもっています
一、一粒の米にも萬人の力が加わっています
ありがたくいただきましょう
食後 御馳走さま

食物に感謝すると言うことだろう
先日テレビで100歳の作家まどみちおさんという
詩人の生活風景が放映されていた
NHKの「ふしぎがりまどみちお百歳の詩」
まどさんは「ぞうさん」ぞうさんぞうさんおはなが長いのね
「ふしぎなポケット」ポケットをたたくとビスケットがひとつ
有名な詩をたくさん作っている
もちろん私も知っている
百歳を超えた今でも何にでも興味があり
子供のような目で物事を見る
その番組の中で食事の場面があった
畳いわしを食べるシーンがあって
まどさんはぼりぼりかじりながら
「私はこんなにたくさんの命をいただいて生かされている」と
畳みいわしに感謝していた
日頃自分たちは感謝すると言う事を
少し忘れてはいないだろうか

いつか何かで読んだ
人の体は一つ一つが独立していて
お互いに助け合っているから健康で日常生活がおくれる
手があるから口に物を運べる
歯があるから噛み砕いて消化しやすいように胃に送る
それを胃は消化し腸は栄養を吸収する
足があるから歩けるし歩くから健康になり脳も刺激される
耳も目も全てお互いに助け合って健康でいる
健康でいるとあたりまえになって
何も気づかないもちろん感謝すると言うことはない

私は最近ランニングをしている
走りながらふと思う
足の指や膝が痛むもし膝を壊したら
もう走れないかもしれないと思うことがある
もし病気になったら・・・・
そんな事例はいくらでもあるし
最近周りには多い
ましてこれから年を増していくから
なおさら強く思うのかもしれない

寝るときは体に今日一日ご苦労さんと
心の中で声を掛けるようにしている
食事もそうだ皿に盛ったものはきれいに食べる
魚を食べる時は命をいただくことに感謝する
そう思って暮らしていると
なんとなく落ち着いた気持ちになるし
健康なことに感謝する気持ちになる
そんな気持ちを忘れずに過ごしたいと思うが
時間がたつと・・・・・
               拝

高野山
高野山奥の院

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