2011年04月05日

つながり

大震災が起こり余震はまだ続いている
現地の復興はこれからが大変だ

仮設住宅建設の依頼が来た
場所は宮城県としかまだわからない
棟梁達に集まってもらって事情を話す
現場の内容はかなり厳しい状況で
最悪の場合テントに寝泊りして
作業をしなければいけない
風呂は入れない電気もなく発電機の作業になる
当然被災者と同じ環境下で作業をすることになる
そんな状況を説明する
余震も続いている安全ではないところに
あえて行ってもらう
説明するほうも強くは言えない
判断は棟梁にゆだねる
被災者のことを考えなければやれない仕事だ

3日後各棟梁全員から
行ってくれるという返事をもらった

なんというか本当に心強い感じがした

いつも何か出来ることがあればと
思いつついるがたいした事も出来ない
そう思いながら時間だけが過ぎて行く

一人では何も出来ないけれど
人と人のつながりがあれば何か出来る
皆で支えあうと言うことは
こんなことなのかもしれないと感じた

現場は厳しいが仕事を終えたとき
自分たちは帰れる家がある
家族が待っている
それがいつも心の支えになっている
日常当たり前のことだと思っている

しかしこれから行く被災者の皆さんには帰る家がない
人によっては帰りを待つ家族もいなくなった現実がある
そんなことを考えるとこの世の無常を感じる
                    拝


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