大震災が起こり余震はまだ続いている
現地の復興はこれからが大変だ
仮設住宅建設の依頼が来た
場所は宮城県としかまだわからない
棟梁達に集まってもらって事情を話す
現場の内容はかなり厳しい状況で
最悪の場合テントに寝泊りして
作業をしなければいけない
風呂は入れない電気もなく発電機の作業になる
当然被災者と同じ環境下で作業をすることになる
そんな状況を説明する
余震も続いている安全ではないところに
あえて行ってもらう
説明するほうも強くは言えない
判断は棟梁にゆだねる
被災者のことを考えなければやれない仕事だ
3日後各棟梁全員から
行ってくれるという返事をもらった
なんというか本当に心強い感じがした
いつも何か出来ることがあればと
思いつついるがたいした事も出来ない
そう思いながら時間だけが過ぎて行く
一人では何も出来ないけれど
人と人のつながりがあれば何か出来る
皆で支えあうと言うことは
こんなことなのかもしれないと感じた
現場は厳しいが仕事を終えたとき
自分たちは帰れる家がある
家族が待っている
それがいつも心の支えになっている
日常当たり前のことだと思っている
しかしこれから行く被災者の皆さんには帰る家がない
人によっては帰りを待つ家族もいなくなった現実がある
そんなことを考えるとこの世の無常を感じる
拝